高知県安芸郡東洋町 野根川プロジェクト Since 2016年

高知県東洋町 松延宏幸 町長 高知県東部。徳島から県境をまたいで流れる二級河川・野根川(総延長約28.5㌔)で2016年秋、国の地方創生推進交付金を活用した地域再生計画が始まりました。

野根川は流域にダムがなく、里山清流の原風景を残した国内屈指の名川で、川でとれた天然アユは品評会で全国一にもなりました。

だが、かつて百万匹生息していたアユは近年、約10万匹に激減。地域でも「天然アユの名川」との意識が低くなり、行政による川再生の施策も後回しになっていました。

そこで再生計画がスタート。NPO法人「ウォーターズ・リバイタルプロジェクト」との連携による活動では、天然アユの生息環境を蘇らせるほか、流域に景観ポイントを整備し観光客を呼び込むといった事業を展開。3年後には地域産業振興、定住・交流人口の増加を計画しています。

同町は、まず2016年12月、魚道が壊れるなどして最もアユの遡上の障害となっているとみられる下流の2つの堰堤工事に着手。2017年12月には大斗橋近くの堰堤の大改修を行う予定。

さらに流域の「牛ケ石馬ケ石」「大斗の沈下橋」などを「東洋町の野根川八景」として整備しました。

このほか、これまでは産卵前のアユを保護していなかったことが翌年の天然アユ遡上数激減の一因と考えられることから、親アユ保護のための禁漁区と禁漁期間の規制を検討。釣り場のルールを設けます。

町内では観光振興に向けた人材育成として、野根川の観光ガイド(ニッポン川検定)の育成にも着手。また、野根川流域の産品を使った特産品の開発なども始めました。

我々は、まず自然を保護することが大事。住民の野根川への関心を深め、町が一つになって事業を展開していきたい。行政も予算をつけるところはつけ、民間主導で、観光客を呼び込み、交流人口を拡大し、町を活性化したいと考えています。

  • (1)野根川魚類調査PDF
  • (2)野根川鮎生息状況調査PDF

野根川八景

野根川には見どころのある風景がたくさんあります。それらは厳密に八つあるわけではありませんが、源流から河口まで30 km足らずの野根川の高知県東洋町に属する部分14 kmの眺めをいくつかのポイントにし、名付けて野根川八景としました。

  • 牛ケ石馬ケ石
  • 巨岩と小さな淵
  • スギとU字谷
  • 淵と大石
  • 衣川の大曲り
  • 衣川のつり橋
  • 川口の淵
  • 大斗の沈下橋
  • 余家の堰
  • 長峰の魚道
  • 名留川の沖積
  • 名留川の春日神社
  • 野根山街道二本松
  • 旧野根橋

野根川プロジェクトの活動はカワリバをご覧ください。

世界に誇る日本の川をみなおす。カワリバ

野根川検定情報

野根川一帯をリバーパーク(野根川八景)として整備し、同時にリバーガイドを育成するための活動を始めました。

野根川リバーウォーク

日本屈指の清流、野根川沿いを歩きながら自然を満喫しよう!

協賛企業情報

カジュアルアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」が野根川レンジャーにユニフォームを提供!

野根川で獲れた新鮮な天然アユを販売予定。

  • MITSUKOSHI
  • なが田
  • 吉川水産
  • 美濃吉

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